2001年度野菜栽培記録(もち米・小農園)

もち米

もち米の収穫(2001年10月7日)

〈概況〉

もち米の栽培も今年で3度目となりました。今年度は玄米にして35kgの収穫があり良い米がとれました。

〈昨年度との比較〉

今年は代掻き、草刈、精米なども新たに体験し、より積極的に米つくりに関わることができました。また今年度の稲刈り、餅つきにはさまざまな年代の方々の参加があり、世代を越えた農業体験交流は、私たち日本人の食文化の豊かさを改めて実感する良い機会となりました。

〈来年度に向けて〉

12月にレンゲの種をまいたので春にはレンゲ畑になると思われます。来年度は緑肥を使った米作りを試みています。また、廃棄物として出る稲藁や、籾殻、米ぬかなどの循環を考えた有効利用も試みていきたいです。

 宿舎横小農園の野菜

 広野環境教育実践施設宿舎には馬術部の厩舎があるため、そこで出る馬糞を譲り受けてそれを堆肥にして野菜をつくっています。はじめは少し抵抗のあった馬糞運も、今では土を豊かにする、野菜つくりには欠かせない作業であると感じられるようになりました。昨年は種まき、間引き、収穫などの時期を逃してしまうこともあったのですが、今年度は農作業の活動日が増やせたこともあって、四季を通じて充実した畑になりました。畑で採れた野菜をすぐに調理、時には丸かじりして食べるたびに、お金を出して買う野菜とは違う新鮮な旬の味楽しむことができました。

赤くなったイチゴ(2001年4月30日)

〈今年度の概況〉

2000年度に実をつけたイチゴの苗がそのままランナーを伸ばし、今年も実をつけました。馬糞を肥料にしてつくったイチゴは有機ならではの甘さでした。

〈昨年度との比較〉

収量が落ちてきたので、秋に親株を全部あげてしまってうねに馬糞を鋤き込み、ランナーから良さそうな苗を選んで切り取り、定植しました

〈来年度に向けて〉

馬糞、コンポストなどの肥料を追加して、地力を高めめていく必要があると思われます。

キヌサヤの実と花(2001年4月14日)

〈今年度の概況〉

2001年の1月末にキヌサヤの苗を植えました。はじめ寒さにやられそうだったので寒冷紗をかけていました。春になるとぐんぐん成長し、昨年残しておいた稲藁と竹やぶの竹を使って支柱をするなどの手入れをしました。今年度初めて栽培を始めたのですが、4月から5月にかけてたくさん収穫できました。

〈来年度に向けて〉

終盤に病気になってしまったので、病害虫に負けない苗、土作りを引き続き進めていく予定です。

サラダ菜(2001年7月23日)

〈今年度の概況〉

今年度初めて作ったサラダ菜は、2001年6月13日に種蒔きをしました。畝にばら撒きし、土と密着させるため板で押さえました。発芽したのは3株でした。

〈来年度に向けて〉

発芽の後、水不足が発芽率の悪い原因と思われるので、水遣りの工夫をしていきたいと思います。

鳥と虫に食われたチンゲンサイ
(2001年2月)

〈今年度の概況〉

2000年の11月に蒔いたチンゲンサイの種は冬の間なかなか成長しませんでしたが、春になるとようやく大きくなってきました。しかしその直後鳥や虫に食われてしまい、自分の思い通りになると限らない農業の厳しさや、他の生命との関わりを実感しました。

〈来年度に向けて〉

付近の生態系を考慮しつつ、虫や鳥に食べられないための工夫が必要です。

ニンジンの収穫(2001年12月22日)

〈今年度の概況〉

2001年の9月9日に蒔いたニンジンの種は一週間後には発芽し、その後順調に成長しました。適度に大きくなったところで11月に間引きをし、12月に初収穫となりました。昨年小さいものしか収穫できなかった分、今回の収穫の喜びはひとしおでした。

〈昨年度との比較〉

昨年と比べ、種蒔き、間引きの時期を逃さなかったことが、収量の増加につながったと思います。

〈来年度に向けて〉

今年の種はコーティングされたものを使ったので、次回はより自然な状態に近いものを選ぶ予定です。

生育中のモロヘイヤ(2001年6月)

〈今年度の概況〉

モロヘイヤは2001年6月13日に種を蒔き、その後順調に成長しました。収穫すると、切ったところからまたどんどんとわき目が伸びていきました。茹でると粘りが出て、夏農作業の合間に食べるおひたしは格別でした。

〈来年度に向けて〉

モロヘイヤの種と黄色い花は毒があるらしいということを農家の方から教わりました。このようなことは体験してこそ得られるものであるので、こうした知恵が次の代へ受け継がれていけば知恵が活きていくと思います。

地下に茎をのばしているところ
(2001年9月25日)

〈今年度の概況〉

ラッカセイは2001年5月12日に種を撒きました。最近ではほとんど輸入ものになっており、作っているところを見たことが無い人がほとんどだったので、その成育は興味深かったです。9月になると、雌しべを地下に伸ばし地中にさやを作り始めました。一畝分蒔きましたが結局発芽したのは3株だけでした。

〈来年度に向けて〉

発芽率が悪かったので、水遣りなどで工夫をする必要があります。

成長したレッドファイヤー
(2001年7月15日)

〈今年度の概況〉

レッドファイヤーは2001年5月12日に畝に種をばら撒きにしましたが、無事育ったのは3株だけでした。種蒔き後の水不足が原因かと思われます。7月には大きく成長したが食べてみると苦かったです。ただつくるだけでなく、美味しくつくることがいかに難しいかを実感しました。

〈来年度に向けて〉

種蒔き後、発芽までの間水遣りが不足したのが原因と思われるので工夫が必要です。

フェンスに実をつけたカボチャ1
(2001年7月15日)

〈今年度の概況〉

教員宿舎横の庭のフェンス際に植えたわけでもないのにカボチャがツルを伸ばしていました。その内実もつけて順調に成長し、8月に一つ収穫できました。植物の生命力の強さを感じました。

ジャガイモの収穫(2001年6月18日)

〈今年度の概況〉

広野グランド管理人の藤原さんが2001年の3月に種芋を植えてくださいました。4月に初芽した芽を虫に食べられるなどの被害もありましたが、5月にはナスに似た紫色の花を咲かせ、ナス科であることを体験的に知りました。

庭スナックエンドウ7(2001年5月16日)

〈今年度の概況〉

スナックエンドウは2000年の12月に種を蒔きました。冬の間はゆるやかな成長でしたが、春になると急に大きくなり始め、支柱をしました。5月には白い花をたくさん咲かせた後鈴なりに実をつけました。6月に病気のため引き上げるまでずいぶんと楽しむことができました。生のまま口に入れると有機ならではの甘味が口に広がりました。

〈来年度に向けて〉

終盤は病気になってしまったので、今後は土作りに励み、強い苗作りに取り組む必要があります。

ダイコンの間引き(2001年10月1日)

〈今年度の概況〉

農園に少し遅れて、2001年9月末に宿舎横の庭にダイコンの種を蒔きました。蒔く時期が少し遅かったので、農園のダイコンよりも成長はずっと遅いようでした。

庭ネギ(2001年1月17日)

〈今年度の概況〉

ネギは2000年の11月に種を蒔いたのですが、一ヵ所にたくさん蒔きすぎたために苗が混み合ってしまいました。

〈来年度に向けて〉

次回からはすじ蒔きにしたほうが良さそうです。

生育中のホウレンソウ
(2002年1月17日)

〈今年度の概況〉

農園に少し遅れて2001年10月8日にホウレンソウの種をばら蒔きし、適度に追肥をして、大きくなったものから間引きをしながら収穫していきました。間引き菜も柔らかく、市販されているホウレンソウでは味わえない美味しさがありました。

〈来年度に向けて〉

冬の間中栽培できるので種蒔きの時期をずらして長い期間収穫できるようにしていく考えです。