甲南大学

学園ニュース<199号>


◇甲南3学園合同の環境教育を展開

 甲南大学・甲南高等学校・中学校、甲南女子中学・高等学校、甲南小学校・幼稚園は、文部科学省「研究開発校」としての最終年度となる2003年度の研究開発事業の一環として、5月2日(金)甲南女子中学校・高等学校において、環境教育の合同オリエンテーションを実施した。谷口文章文学部教授が「地球環境問題の現状と環境教育」について講演した後、谷口研究室の大学院岡田泰典さんが本学における環境教育の実践についてガイダンスを行い、185名の中高生徒が参加した。

 3学園合同の環境学習としては、本学環境教育野外施設(広野)での、年間を通じた農業体験学習が予定されており、5月3日(土)、文学部谷口ゼミ指導のもと、第一回目の夏野菜の植え付けが実施された。また、5月30日(金)には、住吉川で「六甲山ひと・まち・自然」をテーマに異年齢集団による「生き物調べ」「自然を詠む・書く(俳句・絵)」「水質調査」「ゴミ調べ(リサイクル)」「地球の人と住吉川」の班別体験学習が行なわれる。これらの学習の成果は11月14日(金)に予定されている公開研究発表会で報告されている。


オリエンテーションでの谷口教授の講演模様