ビオトープ計画案のための見学と学習

 

 2003年1月11日に「水と音のビオトープ」の計画案を練る参考として、尼崎市「ホタルの里」(武庫地区)に行きました。ここは、ホタルの養殖に成功し毎年「ホタル祭り」を開催し、地域の人々に一般解放しています。地域の人々との交流や協力をとおして、維持・管理されていました。ここで、ホタルの養殖に関することを教えてもらいました。ホタルを養殖することは、とても難しいことではありますが、結果にこだわらず挑戦してみる価値があることを学びました。
 次に、神戸市西区井吹台の谷口公園のビオトープを観察しに行きました。そこにはとても大きなビオトープがありました。川から始まり、途中には横に湿地帯のゾーンもあり、トンボ池へと流れていました。ここでの壮大なビオトープはとても参考になりました。
 2月22日には、オープンカレッジOB・OGや日本環境教育学会関西支部の人たちと、六甲山にある神戸市立森林植物園を訪れました。この目的は、六甲山の樹木・自然を「水と音のビオトープ」の中に取り入れるための見学でした。
 そして、昼からは、奥平野浄水場の敷地内にある神戸市立「水の科学博物館」を訪れました。そこで、水に関するさまざまな展示をとおして、神戸の水道について学び、水の不思議や大切さを学びました。
 これらの見学会をとおして、ビオトープ計画に対しての視点を広げることができました。これらのことをもとにして、いくつかの計画案を練り、それをたたき台にして、さまざまな人たちと協力しながら最終案を立てていこうと思っています。

谷口公園(2003年1月11日)

森林植物園(2003年2月22日)

 

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