プランWは、グローバルなパートナーシップを結ぶために、国際学生会議の開催を予定していましたが、中国側・日本側の日程の都合上、実現できませんでした。そのため、急遽、計画を変更し、「グローバルなパートナーシップ」として、以下の活動をおこないました。
・中国・北京大学との「第二回日中環境情報交流シンポジウム
    -日中のパートナーシップによる環境教育-」の参加及び開催協力

 11月30日に甲南大学において、中国・北京大学との「第二回日中環境情報交流シンポジウム-日中のパートナーシップによる環境教育」が開催された。私たち谷口ゼミは、この学会の開催協力という形で参加しました。
 この大会は、日本と中国とのパートナーシップ、総合的学習における環境教育情報交流をテーマとして展開されました。午前中に日本環境教育学会関西支部員の研究発表がありました。午後からは、会場を移動して、中国・北京大学教授の王宗敏先生に、中国における環境教育の総合的学習についてご講演をいただき、その後のシンポジウムにおいては、テーマを「日本と中国における環境教育のパートナーシップ」として、中国側から、王宋敏先生、宋豫秦先生、田徳祥先生より中国側の環境教育の取り組みについての研究報告、日本側から、環境省総合環境政策局環境教育推進室室長である浅野能昭氏に環境政策における取り組み、と和田武氏に日本の大学における取り組み、本庄眞氏に小学校における取り組みについて討論していだだきました。
 私たち谷口ゼミは、この大会の準備、当日のお手伝いとして参加しただけでなく、先生方の研究発表をお聞きすることができ、素晴らしい体験でした。

第二回日中環境情報交流シンポジウム資料

シンポジウムの様子

 

・公開シンポジウム:「総合的学習における『環境教育』の展開−パートナーシップ、循環型社会、
                               他者・国際理解をめぐって−」への参加及び開催協力
                                  

 12月1日に、神戸国際会議場において、公開シンポジウム:総合的学習における「環境教育」の展開-パートナーシップ、循環型社会、他者・国際理解をめぐって-が開催された。私たち谷口ゼミはこの学会に開催協力という形で参加しました。
 この大会は、平成14年度からの「総合的な学習の時間」において、福祉・健康、国際理解、情報、環境が内容としてとりあげられていますが、特に、「環境教育」を小・中・高等学校の各発達段階で展開する場合、環境のテーマをどのようにとりあげ、どのようにカリキュラムの中で展開するかについては議論のあるところです。今大会では、これらの問題にどのように対応するか、学校現場の実践研究をふまえ、目的およびその方法・内容とともに具体的な展開について、オープン・ディスカッションと情報交流をおこないました。
 第一部において、実践モデルによる公開授業として、地域の環境をパートナーシップおよび総合学習における地域の環境保全とパートナーシップがとりあげられました。第二部は、「パートナーシップによる環境教育の推進」についての講演の後、それぞれの立場からパートナーシップについての意見をいただき討論をおこないました。
 この大会において、環境教育についての実践報告、また行政の立場からの環境教育の展開が聞けたことは、貴重な体験となりました。

 

公開シンポジウム資料

シンポジウムの様子

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