第6回国際保健医療行動科学会議(ICHBS2010)
          「持続可能なヘルスプロモーションに向けて」
              参加・発表エントリーのご案内


 会員のみなさまにおかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さてこの度、日本保健医療行動科学会では、マレーシア・マラヤ大学(クアラルンプール)におきまして、2010年9月19日(日)〜24日(金)に「第6回国際保健医療行動科学会議」を行なう予定でございます。メインテーマは、「持続可能なヘルスプロモーションに向けて―ウェルビーイングのケアとヒューマンセキュリティの環境についての対話―」について議論したく考えております。

 会議中は、シンポジウム「グローカル・ヘルスケアプロモーション―well-beingのケアとhuman securityの環境についての対話―」、ワークショップ「宗教的催眠療法」「ユナニ(イスラム)医学」「ナラティヴ・アプローチ」などの多彩なメニューを準備しております。
 国際セミナーでは、マレーシアで非常に高名なアディバ・カマルーザマン氏(マレーシアAIDS審議会・会長)をお招きし、HIV/AIDS患者のケアと公共サポートについてご講演いただくとともに、午後からはクアラルンプール市内にあるHIV/AIDS患者をサポートするDrug Rehabilitation Centre(PENGASIH)を訪問する予定です。さらに、22〜24日にはオプショナルツアーと致しまして「現地調査研修ツアー」を企画しております。マレーシアの先住民族の住むペタ村を訪れ、Jakun Peopleのライフスタイルや民間療法、宗教儀式などワークショップを織り交ぜながら、フィールド調査を行ないます。

 また口頭発表・ポスター発表の演題につきましても、研究分野・実践分野からひろく募集しております。多彩な領域から学際的に保健医療・健康行動科学の問題について議論することを目的としております。とくに、若手研究者の発表、医師、看護師、保健師、助産師、介護福祉士、社会福祉士、行政担当者、教育者や一般の方々からの実践・臨床に基づいた研究発表のご応募を受け付けております。ご自身の研究活動をご披露するよい機会として、またこの分野にかかわる多くの方々とのふれあいの場として、ふるってご応募ください。

 それでは、クアラルンプールにてみなさまとお会いできますことを、心より楽しみにしております。
 どうぞふるって、ご参加くださいませ。なお、ご不明な点、ご不安な点などがございましたら、お気軽に事務局までお問い合わせください。


                           日本保健医療行動科学会・会長
                            ICHBS2010国際会議・大会長
                                      谷 口 文 章