環境啓発シンポジウム:甲南大学における循環型コミュニティの創造とパートナーシップ「ゴミの4分別化をめぐって」

 2003年3月12日甲南大学において環境啓発シンポジウム:循環型コミュニティの創造とパートナーシップ「甲南大学にけるゴミの4分別化をめぐって」を総合研究所「環境教材の国際ネットワーク化」研究チーム、省資源省エネ実行委員会と共催として開催しました。ゴミの4分別化が開始され約2年が経過しましたが、これまでその成果と課題についてや学内の環境について全体で話し合う機会がありませんでした。そこで今回、学生部・管財部・大学生協・清掃業者・守衛室・対馬造園の協力によって、それぞれの視点から見える成果と課題を話し合うことで情報交流を行う場を提案しました。
 学生部からは大学近隣の住民と協力して行う学生のクリーン作戦についての報告がありました。
 管財部からは、4分別開始時点からのゴミ煤@の数とゴミの量、処理コストの変化について報告がありました。
 生協からは摂津祭でのリサイクル活動についての報告とゴミの減量化、リサイクルの取り組みとして、個別ゴミの処理方法について発表がありました。
 清掃業者の関西明装からは月別のゴミの量の変化について、平成15年度からゴミの区分がより細分化されたこと、それによる集積場所のスペースの問題が発生したといった報告がありました。
 同じく清掃業者である神戸エイコーサービスからはゴミの分別化の状況について、西校舎・7号館のゴミの状況についてなどが発表されました。
 対馬造園からは、キャンパスの緑化への取り組みについての報告がありました。
 今回のシンポジウムによって、甲南大学内のこれからの課題をはっきりとすることができました。そして、お互いに情報交流し、それぞれの立場を再確認し、パートナーシップを組むきっかけとなったと思います。これによって来年度からの取り組みの方向も見えました。
 また、今回のシンポジウムの取り組みは、甲南大学広報室発行の「学園ニュース」197号にも掲載されました。

 

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