プランU
「甲南大学環境教育野外施設近隣における
                                             地域の人々とのパートナーシップ」

 

@パーマカルチュアの実現

 このプランは甲南大学の広域副専攻環境学コース科目である「環境教育の実践」の受講生や、甲南小学校・甲南中高・甲南女子中高・大学や地域の人々とのパートナーシップをつくり協力することにより、パーマカルチュアを実現することを目的としています。
 パーマカルチュアとは「Permanent(永続的な)Agriculture(農業)」から由来しています。これは地域の自然環境や生態系をじっくり観察して得られた情報をベースにして、伝統的農業・生活にみられる優れた知恵や、動植物がそれぞれが本来持っている個性を大切にし、その場所の自然特徴を最大限に活かしきるように土地利用をすることで、持続可能な農業と倫理的な土地活用によって公害や自然破壊を伴わない循環型社会のことです。
 そこで私たちは甲南大学環境教育野外施設で有機農業をおこなうことを予定しています。そこで、野菜づくり、米づくりをおこない、12月に収穫際をパートナーシップを組んで企画したいと考えています。報告はこちら

 

A環境教育ボランティア・リーダーの養成

 私たちがまず自然の中で農作業やネイチュアゲームを体験し、それらの経験から小学生・中高生を指導するという形で行います。このような体験は環境教育ボランティア・リーダーの養成につながると考えています。報告はこちら
 環境ボランティア・リーダーとしての活動で甲南3法人合同で活動した「住吉川の環境学習」をおこないました。これは、住吉川をもっと身近なものにするために、生き物調べ、自然を詠む・描く、水質調査、ゴミ調べに分かれて活動しました。
報告はこちら
 また、甲南小学校・甲南中高・甲南女子中高で活動した「住吉川での環境学習」「甲南大学環境教育野外施設での活動」の発表会を11月8日におこないました。その発表会には、その他に各学校が取り組んでいる「環境」についての発表もおこなわれました。
報告はこちら

 

B環境ボランティア活動

 この活動では、谷口研究室が20年来訪れている淡路島モンキーセンターへ収穫した無農薬のサツマイモを寄付したいと考えています。淡路島モンキーセンターでは、奇形のサルが30年前から現れだしました。この原因として、残留農薬が考えられるそうです。このような活動を通して他の地域とのパートナーシップも形成できると考えています。報告はこちら


戻る